ばんくすのブログ

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ハイランダーヒロビミラー

どうもこんにちは、ばんくすです。

カジュアルに遊戯王をやる方法としてドラフトをこのブログでも取り上げたりしましたが、今回は統一デッキを使用したミラーマッチのご紹介をしたいと思います。

デッキレシピを統一したミラーマッチというと04環境(スタンダード)や旋風BF(旋風3や弾圧が投入されている構築)が連想されますが、今回“ ハイランダーヒロビ ”でのミラーマッチを新しく提案したいと思います。

THE LOST MUILLENNIUM で初登場、テーマ化されたHEROは専用のサポートカードが多く1枚1枚のカードパワーがしっかりしているため、今日に至るまでの環境で度々頭角を表しています。またヒーロービートやマスクヒーロー、融合HEROなどデッキの派生も多くバラエティに富んでいるが故に今回は敢えてハイランダーという形で構築をしてみました(ハイランダーとはデッキに入れるカードを1種類1枚に絞った構築のことを指します)

ルールは普段のマッチ形式ではなく、各プレイヤーが先攻/後攻を1回ずつの2デュエルを基本単位としてサイドチェンジはないものとします。

ハイランダーヒロビのレシピがこちらになります。



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(ADSを滅多に使わないので、今回初めてレシピの画像化にガッチャログ.jpを使用してみました)

・デッキ解説

基本的にHEROの代表的なデッキタイプである“ ヒーロービート ”を主体に“ マスクヒーロー ”と“ 融合HERO ”の要素を混ぜ合わせたレシピになっています。
モンスター:魔法:罠の割合は10:20:10です。

・モンスターについて

ハイランダーのため、HEROの枚数は4とかなり少なめですが《召喚僧サモンプリースト》《ヒーローアライブ》や《魔装戦士ドラゴディウス》《増援》《E‐エマージェンシーコール》でリクルート、サーチすることが可能な上に不確定ではあるものの《カードカーD》や《増殖するG》《強欲で謙虚な壺》の効果で手札に引き込むこともできるので相手のモンスター除去を上手く避けながらゲームを進められるとモンスターが少ないと感じることはそう多くないはずです。

モンスター除去は神系統を含めて9+2(《洗脳‐ブレインズコントロール》と《精神操作》は実質除去札なので+2としてカウントしています)と多めですが、モンスターとしてカウントできる手札誘発、《カードカーD》以外のカードが7枚と蘇生系統のカードが3枚あるので実質モンスターカードの枚数が除去カードを上回っています。

・魔法カードについて

現在禁止カードの《洗脳‐ブレインズコントロール》や《大嵐》をはじめ、制限カードの《貪欲な壺》《超融合》《増援》《死者蘇生》とカードパワーの高い魔法カードをメインに、マスクチェンジシリーズや禁じられたシリーズ、デュアルスパークや月の書など小回りの利くカードも収録しています。
特に小回りの利く速攻魔法カードはコンバットトリックを決めたり、ブラフとして本命の罠のように見せるなど役割が非常に多く、時にはカードパワーの高い通常魔法よりも重要な場面も存在します。

・罠カードについて

無効系2枚、蘇生系2枚、除去&妨害系6枚の割合です。
特筆することは無いですが、このヒロビミラーでの罠読み合いと罠の当て方はかなり重要で、ハイランダーのミラーゲームということもあり伏せているカードが何であるかおおよそ検討付けることが決して難しくないです。
そこでいかにブラフを本命の罠のように偽装するか、そしてどのようにして本命の罠を確実にぶつけるかという点がこのミラーマッチにおいての最も重要なポイントのひとつでしょう。

・Exデッキについて

融合で出てくるHEROが5属性5種類、マスクチェンジで出てくるHEROが4属性4種類、Rank4エクシーズが5種類、それに加えて☆5シンクロの《A・O・J カタストル》の15枚。
融合で出てくるHEROは炎のカードを採用していないため《E・HERO ノヴァマスター》の採用も同時に見送っています。
Rank4枠のカードの役割については《ガガガガンマン》が〆の役割《HC‐エクスカリバー》が打点で超えるための役割、《No.103 神葬令嬢ラグナゼロ》が禁じられたシリーズとのコンビネーションに加えて《E・HERO theシャイニング》や《E・HERO エスクリダオ》《HC‐エクスカリバー》を処理する役割、《ダイガスタエメラル》がお手軽リソース回復の役割、《ラヴァルバルチェイン》が蘇生したいカードや《E・HEROシャドーミスト》を落としたり、トップを操作する役割を担っています。

・サイドボードについて

このゲームは最初で触れたようにサイドチェンジの概念がないので基本的にサイドボードのカードはメインデッキの調整用のカードを入れているだけになります。ここでサイドボードのカードを使った調整を簡単に書いておきます。

・《フォトンスラッシャー》

モンスターが足りないな、と思った時に採用します。
打点も21と下級で最も高く戦士族なので増援のサーチ範囲内で、エクシーズの素材にすると《HC‐エクスカリバー》になれます。

・《シャドールドラゴン》

リバース効果は大型を処理できる良い効果で、もうひとつの効果により墓地に行った時の効果は《ラヴァルバルチェイン》や後述する《おろかな埋葬》が使いやすく、《マスクチェンジセカンド》を合わせると相手の魔法罠を破壊しつつ《M・HERO ダークロウ》を特殊召喚できます。
打点が19とメインでは《E・HERO アナザーネオス》に並んで最も高い下級の1枚です。

・《エキセントリックデーモン》

スケールに置いて《魔装戦士ドラゴディウス》と共にペンデュラムしたり魔法罠を破壊したり、通常召喚して大型モンスターを処理したりと役割を多く持つことが出来るカードです。

・《ヴェルズマンドラゴ》
先ほど挙げた《フォトンスラッシャー》より打点は低いものの効果は後から追加して出せる可能性を持っていたり、《マスクチェンジセカンド》で《M・HERO ダークロウ》になれるなど別のメリットを持っています。

※モンスターは基本的に《ゴブリンドバーグ》と《カードカーD》の枠を入れ替えます。

・《おろかな埋葬
E・HERO シャドーミスト》と《シャドールドラゴン》を状況に応じて落とせます。
《シャドールドラゴン》を検討する時はぜひとも一緒に入れたいカードです。
《月の書》と入れ替えましょう。

・《エネミーコントローラー》
《デュアルスパーク》のようにコンバットトリックを狙えたり、そもそも効果をふたつ内蔵している速攻魔法カードということでとても使いやすくこのゲーム向きのカードだと思います。
《洗脳‐ブレインズコントロール》と入れ替えるとパワーのバランスが良くなります。

・《融合解除》
ダメージを取りにいく時や、《E・HERO エアーマン》《E・HERO シャドーミスト》を再利用する攻め手のカードとしての役割と融合で出てきた大型を消せる守備的な役割を兼ね備えています。
適当な速攻魔法と入れ替えると良いと思います。

・《方舟の選別》
神と違ってライフコストが軽くアライブの邪魔をしないところが〇
入れ替えるなら《神の警告》《次元幽閉》でしょうか。

・《ギャクタン》
カウンターで神と《方舟の選別》を無効にできる点が他にはないメリットのように感じます。
《デモンズチェーン》が入れ替えるべきカードですかね。

・《くず鉄のかかし》
入れるか入れないか難しいカードです。
除去されて盤面のモンスターが壊滅しないように1枚ずつ慎重に出していく、というプレイングをするかしないかのかけき引きが生まれるのは面白そうですが、ただただ面倒くさいカードにもなりうるので慣れてきたら試しても良さそうです。
ここも入れ替えるなら《デモンズチェーン》っぽいです。

・《マインドクラッシュ》
サーチカードが多い構築なので打ちどころはかなり多いと思いますが、先行で引くと先行ゲーを助長させかねないのでこれも入れるか入れないかの扱いが難しいカードの1枚として捉えています。

・《神の忠告》
神系統を増やしたいのならどうぞ、天罰効果がついてる点で《神の警告》や《方舟の選別》とは差をつけられます。

・《M・HERO ダイアン》
《増殖するG》《カードカーD》に《マスクチェンジセカンド》を合わせてこのカードを作り、効果で《E・HERO シャドーミスト》から《マスクチェンジ》をサーチして《M・HERO ダークロウ》になれる動きはかなり綺麗です。
使用頻度の低い《M・HERO 光牙》か《E・HERO ガイア》と入れ替えたいところ。

・《V・HERO アドレイション》
《融合》と《超融合》でしか出せないのでお好みでって感じですかね。
入れ替えるのは《M・HERO ダイアン》と同じでいいと思います。

・《キングレムリン
《カゲトカゲ》や《EM ヴィップバイパー》を入れることがあれば検討してもいいカードだと思います。
《ガガガガンマン》と入れ替えてよさそうです。


今回は新しい遊戯王の“ カタチ ”を提案させて頂きました。
今後このブログにおいてもミラーマッチについては記事にしていくつもりです。


長々と読んでいただきありがとうございました。ではこの辺で失礼します。